2017年8月10日

新日本電工、新たな3年計画検討 安定収益確保が課題

 新日本電工は2018年からの新たな3年計画の検討に入った。中央電気工業と1月に完全統合し、合金鉄、機能材料、環境、電力を4つの柱として、市況に左右されやすい合金鉄を他の3本柱でカバーし、安定収益を確保するのが引き続き課題。17年までの3年でマレーシアの合金鉄工場を立ち上げるなど新たな戦力を整備し、南アフリカの合金鉄事業など整理すべきは整理した。現有戦力を基本に、灰溶融専用4号炉の投資は可能性を探るほか、高度IT活用の設備投資や研究開発は重点化したい考え。働き方改革など人材の確保、育成も重視し、次の成長を目指す。







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