2019年12月23日

石原・厚板シヤ工組理事長、需要環境「より厳しく」

 全国厚板シヤリング工業組合の石原慶明理事長(JFE鋼材社長)は19日、経済産業省のヒアリング後、会見し、2019年度第4四半期厚板需要動向について「台風被害もあって需要が減退した第3四半期と同レベルの需要水準が続く」と需要基調は弱まり需要環境はより厳しくなっているとの見解を示した。本年度上期に高炉生産が復調し、積み上がっていた在庫水準は減少しつつあり、「需給バランスはとれてきた」と述べる一方、依然40万トンを超える水準で需要が伸びず、タイト感の醸成までには至っていない。建設分野が端境期から抜け出すのはまだ先とみられ、完全回復には来年の東京五輪開催後まで時間を要すると予測され、「その間をどうつなぐかが課題」となる。

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