2023年5月16日

SSAB 耐候性高張力鋼板 日本市場で展開 保護層形成、腐食抑える 建・産機向け拡販図る

スウェーデンの大手鉄鋼メーカー、SSABの日本法人、スウェーデンスティール(東京都港区、瀧上達也社長)は日本市場で耐候性高張力鋼板「Strenx Weathering Steel(ストレンクス・ウェザリング・スティール)」の販売展開に乗り出す。大気中にさらされる時間の経過とともに保護層を形成、濃い酸化層がつくられ、大幅に腐食率を低下。鋼板の腐蝕を抑える。欧州をはじめ北米などで供給を始めており、日本では80キロ鋼、100キロ鋼を市場投入、本格展開。鋼板を長寿命化、普通鋼と比べ、約2倍以上も塗装層の寿命を延ばし、塗装作業の負担を軽減する特性を生かし、トレーラーなど特殊車両、林業、農業向け建・産機などを対象に拡大する。





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