同社によると、2022年夏ごろに設計会社から意匠性の高い黒色ケーブルラックについて問い合わせを受けたという。詳細が分からないまま、黒ZAMを使用したケーブルラックを複数紹介。23年春に技術面の確認、同年夏にCO2排出削減効果に関する資料の確認を経て、「アーバン・ラック無開口パネル組込型」の採用が決まった。
採用されたのはコンコース両端と折り紙天井内の約1・2キロメートル分で、底板と支持材を含めた鋼材使用量は約21トン以上。天井の両端に設置される。ケーブルラックに底板を組み込むため接合部に一体感があり意匠性が高まるほか、底板落下の心配がなく安全性が高い。黒ZAMを使用していることで塗装工程の必要がなく、工事の省力化や環境に優しいといったメリットがある。
岡崎社長は「大阪・関西万博に関わることができて本当に誇らしい。一生の思い出に残る仕事になると思う。鉄鋼メーカーの皆さまをはじめさまざまな方に支えられ、助けられ、できた仕事だ。夢洲駅に行かれた際はぜひコンコースの端で天井を見上げてほしい」と話している。




















