2025年7月9日
経済産業省が8日発表した2025年度第2四半期(7―9月)鋼材需要見通しによると、出荷等相当粗鋼需要量は前期実績見込み比0・4%減の2011万トンと3四半期連続で減る。鋼材需要は内需の増が輸出減を補い、全体で伸びる。前年同期比では輸出が大きく落ち、内需も減る見通し。国内の建設分野は人手不足、資材高騰の影響が継続し、製造業も自動車以外は低調。輸出は中国の輸出圧力が続いており、米関税政策の行方も変動要因だ。



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