2021年1月18日

コマツ、鉱山機械の開発加速 鉄・銅など鉱石分野強化

 コマツは2021年度を最終年度とする現行中期経営計画で成長戦略として建機・マイニング(鉱山機械)の自動化、電動化、遠隔操作化などイノベーションを加速する。鉱山採掘について露天掘りから坑内掘りへの比重アップを想定し、非石炭の鉄鉱石、銅、ニッケルなどハードロック(金属鉱物)分野を強化する。グループのコマツマイニング(KMC)を活用し、トンネルボーリングマシンなど保有技術を生かして、新たな坑内掘り対応の鉱山機械の開発を急ぐ。コンポーネントを手掛ける一方、製品化に当たって足りない技術はM&Aなどで補完。23年度ごろにハードロック関連の売り上げ規模300億―400億円を目指す。







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