2021年12月16日

三協則武鋼業の展望/JFE商事の出資開始から1年/北眞一郎社長/連携順調、可能性に広がり/寺本大助専務/さらに風通しの良い社風へ

関西地区のコイルセンター、三協則武鋼業(本社=堺市西区、北眞一郎社長)では、JFE商事からの出資が始まって今秋で約1年が経った。昨年10月30日付で10%、今年4月1日付で計20%の出資比率となり、同日付で寺本大助専務が着任。グループの垣根を超えた出資で話題になった三協則武鋼業の1年の振り返りや今後の取り組み、小野建も含めた2社の親会社との関係性などについて、北社長と寺本専務に聞いた。

 ――現在の状況は。

 北「関西地区の熱延系コイルセンターであるJFE商事甲南スチールセンター、近江産業、大阪鋼圧の計3社との機能連携が順調に進んでいる。安全、操業の情報交換に加え、3社からはわれわれの設備も活用いただいている。今後はわれわれにない3社の設備をさらに活用させていただくことで、お客さまへのさらなるサービス向上を図っていきたい考えだ」








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