2022年1月19日

鉄鋼新経営 新たな成長に向けて/朝日工業社長/中村紀之氏/SCM 品質対応へ体制再整備/コールドシャー更新 今夏完工目指す

――異形棒鋼、特殊鋼棒鋼の市場環境から。

「昨年は東京オリンピック・パラリンピックが閉幕し、進ちょくが遅れていた首都圏の再開発案件が動き出し、物流倉庫も増えている。中・小規模建築を主体に新規物件は少なく、異形棒鋼需要は戻ってきているものの、大きな回復は期待できない。一方、構造用鋼の特殊鋼棒鋼は自動車産業の生産動向に左右されているが、当社は自動車向け生産規模が小さいこともあって、活況を呈した上期に比べても大きく落ち込んでいるとは言い難く、需要は安定的に一定水準をキープしている状況だ」








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