2022年8月10日

宝山鋼鉄、鋼板類値下げ 9月積み、2カ月で計300元

 【上海支局】中国薄板最大手の宝山鋼鉄は9月積みの鋼板類の販売価格を引き下げるとこのほど発表した。熱延コイルの下げ幅はトン100元(約2000円)で2カ月連続合計300元の下げ。夏の不需要期や不動産不況による需要停滞と鋼材市況の軟化、ゼロコロナ政策の影響を考慮したとみられる。全国的に鉄鋼減産が進み、秋の需要期に向けて需給が調整されつつあり、原料高に圧迫される収益の改善に10月積み以降動く可能性がある。







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