2012年10月31日

日本冶金、総コスト53億円削減へ 川崎のCC1基休止など

 日本冶金工業は30日、収益構造の変革を図るための「総コスト削減計画」を策定したと発表した。ステンレスの需要環境が世界的に厳しさを増す中、2013年度の経常黒字を目指し、年間53億円の削減効果を見込む。

 販売製品構成を見直し、生産総量に見合った総固定費を削減。注力しているニッケル含有率が30%以上ある高機能材製品の製造工程の汎用ルート化(汎用ステンレス並みの負荷で高機能材生産を行うこと)などを掲げる。13年度から川崎製造所の連続鋳造機(CC)1基を休止するなどの設備集約も行う。







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