2014年1月31日

国際非鉄金属 新興国懸念で売り先行

国際非鉄金属は、リスクオフ(株式や商品などリスクの高い資産から、国債など安全資産に資金を移す)で売られている。米連邦準備制度理事会(FRB)が追加の量的緩和縮小を決定したことを受け株価が値を下げたことや、新興国通貨の急落に対する警戒感などで、市場ではリスク回避の動きが広がっている。世界最大の非鉄消費国である中国が旧正月入りするため、目先は薄商いになりやすい。野村証券経済調査部シニアエコノミストの大越龍文氏は、「新興国経済への懸念が再燃するようだと、非鉄相場はさらに下げる可能性がある」と指摘する。







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