2016年4月22日

柿木鉄連会長、粗鋼1億600万トンに期待

 日本鉄鋼連盟の柿木厚司会長(JFEスチール社長)は21日の定例会見で、2015年度並みの1億500万―1億600万トン程度と予想していた16年度の全国粗鋼生産について、「15年度実績は1億418万トンにとどまったが、内需は4―6月が底となり、7月以降は底堅く推移するとみている。アジア市況上昇によって輸出の引き合いも増加している。ただ中国の過剰生産によるアジア市況の反落懸念は払拭できない」などの見方を示した上で、「1億500万トンを超えて、1億600万トンレベルになってほしい」と語った。







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