2017年2月16日

マルテンサイト系ステンレス 大同特殊鋼が新鋼種

塩水噴霧試験のSUS440C(右)とDSR40N(35℃、5%NaCl、96時間で比較)
 大同特殊鋼はマルテンサイト系で窒素を利用し硬度と耐食性を高めた新開発ステンレス「DSR40N」を拡販する。昨年からサンプル出荷を行い、需要家の評価が上々だったことを受けて量産に乗り出す。自動車の燃費規制強化で高硬度・高耐食材ニーズも増大していることから「知多工場の量産ベースに乗せ、より付加価値を高めた商品ラインアップを充実させたい」(浅井広己SUS軸受産機ビジネスユニット東京営業部部長)考え。2年後をめどに月間70トン程度を目指す。







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