2018年4月2日

大同プラント工業、向流式焙焼炉を開発 鋳物砂再生設備 超省エネ化実現

 【名古屋】大同特殊鋼グループの工業炉メーカー、大同プラント工業(本社=名古屋市南区、山本孝幸社長)は、低燃費・省エネルギー型の鋳物砂再生設備「向流式焙焼炉」を開発、販売を開始した。鋳物砂の再生・再利用は、使用済みの鋳型を砕いた上で、不純物を取り除くため焼く(焙焼)工程を経るが、この工程で使用する焙焼炉のバーナーの燃料費を従来設備の半分以下に抑え、超省エネ化を実現したのが今回の新型炉で、本体価格は1基あたり2億円。今後、大型鋳造工場や鋳物砂再生業者などを対象に、年1基ペースでの受注を目指す。

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