2010年4月30日

神戸製鋼、アルミ・銅 営業黒字

 神戸製鋼所が28日発表したアルミ・銅事業部門の2010年3月期連結業績は、売上高が2617億円と前期の3793億円から31%の大幅減だったものの、営業利益は268億円の赤字から75億円の黒字へ転換した。

 販売価格に転嫁される地金価格が下落したことで売上高は減少したが、営業利益は減価償却費が減少したことやコスト削減効果によって、前期より343億円増加した。2010年度は缶材が底堅いことに加え、自動車、液晶・半導体装置関連などが増加するとして、09年度を上回る出荷量を見込んでいる。







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