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2024.12.4
2011年3月4日
福田金属箔粉工業(本社=京都市)はこのほど、引っ張り強度を従来製品の2倍程度に高めたリチウムイオン電池向け電解銅箔を開発した。電気自動車用途などでリチウムイオン電池の高容量化が求められる中、電池材料の多様化が進む可能性がある。強度を高めて多様な電池素材に対応し、需要を広げていきたい考えだ。
このほど開発した「超高抗張力電解銅箔」は、引っ張り強度が室温で690メガパスカル。合金添加しないで、従来製品の334メガパスカルの2倍強の強度を実現した。充放電を繰り返した後の容量維持率を調べるサイクル特性試験でも、従来製品と比較して優れた結果を確認した。
このほど開発した「超高抗張力電解銅箔」は、引っ張り強度が室温で690メガパスカル。合金添加しないで、従来製品の334メガパスカルの2倍強の強度を実現した。充放電を繰り返した後の容量維持率を調べるサイクル特性試験でも、従来製品と比較して優れた結果を確認した。
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