2010年4月20日

高炉5社粗鋼、09年度も8000万トン割れ

 2009年度の高炉5社の粗鋼生産量は前年度比5%減の7539万トンで2年連続の8000万トン割れとなった。

 新日本製鉄、JFEスチールの大手2社は、米リーマンショック後の需要減に対応して高炉休止などの大幅減産措置をとったため回復が早く、それぞれ3・3%減、2・7%減と小幅減にとどまった。一方、住友金属工業、神戸製鋼所、日新製鋼の3社は積み上がった銑鉄や半製品などの在庫処理に時間がかかり、それぞれ1割弱の減産となった。







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