2012年5月2日

アジア鉄鋼大手3社、1―3月業績が悪化

 アジアの大手鉄鋼メーカーの1―3月業績が軒並み悪化した。中国の宝山鋼鉄は連結純利益12億6600万元(約161億円)と前年同期比37・0%減。韓国のPOSCOは41・2%減、台湾の中国鋼鉄(CSC)は単独税引前損益が赤字に転じた。販売価格が下落し、高止まりする原料価格が圧迫。韓台2社は10―12月を下回った。いずれも4月以降に需要と販価の改善を見込むが、需給緩和と原料スポット価格の上昇を受け、業績回復は限定的となりそうだ。







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