2013年4月4日

東京地区の普通鉄線、値上げ徐々に浸透

 普通鉄線は強含み。市中価格は4ミリの規格線がトン当たり13万7000円、一般用線が12万9000円中心。線材加工メーカーが2月以降、売り腰を強めた結果、流通の再販価格もジリ高傾向を見せている。ただ、足元で低調な実需が続き、需要家購買意欲も乏しいことから、市況の先行きに不透明感が強い。一段の値上げに向けては、「公共工事が動き出す夏から秋口にかけてまで時間が必要」(問屋筋)との声が聞かれる。







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