2016年10月27日

石川・鉄流懇会長、需給環境が良化 形鋼に歯抜けも

 鉄鋼流通問題懇談会は26日、東京・霞が関ビルの東海大校友会館で定例会合を開催した。石川逸弥会長(JFEスチール専務執行役員)は鋼材需給について「需給は前期からいい方向に変わってきている。大型から中小案件も出てきた。特に形鋼は顕著でタイト感、歯抜けも見られる」と述べた上で、「メーカーとして、需要に見合った生産で、このトレンド維持したい」と今後の市場環境を分析した。