2019年7月30日

吉田鋼業の泉大津臨海工場、超大型鋼材を一貫加工

 吉田鋼業(本社=大阪府東大阪市西石切町、吉田清社長)は泉大津臨海工場(大阪府泉大津市臨海町)に超大型サイズの鋼材の最新鋭加工設備の導入を進めていたが、このほど作業が完了し、7月から超大型サイズのH形鋼・コラム(BCP)の加工を全面的に開始した。BCPは今年6月に最大1000ミリサイズの切断―開先の一貫加工ができる設備を導入。H形鋼類については、7月にウェブ高で最大1500ミリサイズのBH(ビルトH形鋼)などを穴開け―切断―開先の一貫加工ができる設備を設置したもので、今後工事が活発化する関西地区の大型プロジェクト向けの大型・長尺鋼材の加工に寄与させていく。同工場の中期的な加工目標はH形鋼で月間2000トン、BCPで月間2000トン、トータルで月間4000。

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