2022年10月21日

三菱商事、直接還元鉄に参入検討 競争力ある立地選定へ 製造業の脱炭素化貢献

三菱商事は製鉄業の脱炭素化の鍵の一つとして、高品位の原料供給に加えて、低・脱炭素製鉄鉄源の直接還元鉄(DRI)の取り組みを検討している。DRIは今後の電炉法の伸びに応じて需要増加が見込まれるのに加え、高炉への投入も増えると想定。DRIの立地条件は二酸化炭素の回収・貯留(CCS)や競争力のある水素調達が可能な地域を重視する。三菱商事はEX(エネルギートランスフォーメーション)戦略を成長戦略の一つに掲げ、従来の高品位の原料炭・鉄鉱石の供給にDRIの取り組みを加えて、製鉄業の低・脱炭素化に貢献する狙い。





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