2024年8月19日

棒線二次加工メーカー値上げ推進、加工賃分転嫁 道半ば

 磨棒鋼や冷間圧造用(CH)鋼線など特殊鋼棒鋼線材製品を製造する加工メーカーは、素材や副資材、労務費、運送費などのコスト増加を背景に加工賃含め価格転嫁に取り組んでいる。4月からの製品値上げは浸透しつつあるものの加工賃分はなお難航し、「道半ば」(大手二次加工メーカー幹部)の状況。自動車や機械関連など需要の停滞が続くが、適正マージンの確保は欠かせず、下期も価格重視の販売方針を継続する構えだ。







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