2022年5月6日

日本の特殊鋼/世界に誇る技術の粋/(5)/バブル後も規模拡大

バブル経済が崩壊し、リーマン・ショックの余波を受けながらも、最大の需要産業である自動車をはじめ、建設機械や産業機械の需要が伸長したことで、1989年度の1580万トンから、18年度に2060万トンと、特殊鋼熱間圧延鋼材生産量が3割超増えた「平成」。特殊鋼業界が広範・多岐にわたるニーズを捉え、高品質製品を需要家に安定供給する体制を築き、成長し続けた時代となった。




 

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