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2024.11.29
2024年3月1日
鉄鋼業界で働く/女性広報職編/インタビュー/相談してもらえる存在に
日本製鉄グループのシンクタンク、日鉄総研(4月1日付で日鉄テクノロジーと経営統合)では、ビジネスソリューション事業部情報戦略サポート部メディア推進室の室長、木上悠葉(きうえ・ゆきは)さんと青木萌音さんが日本製鉄グループの広報支援を行っている。業界の発信に携わる2人に、入社の経緯や業務内容、今後の目標について聞いた。
――自己紹介を。
青木「学習院大学経営学部で経済や経営について学んでいました。証券会社で1年半勤務したのち、2022年12月に日鉄総研へ転職。今は社会人3年目です」
木上「成城大学文芸学部で民俗学を専攻したのち、印刷会社で9年ほど勤務しました。その後旧日新製鋼のグループ会社で広告宣伝を担当。20年7月に日鉄総研へ転籍しました」
――業界に入って感じたことは。
木上「誰しもが感じることとは思いますが、圧倒的なスケール感、事業規模の大きさですね。入社までは、鉄が世の中にあふれているということを当たり前すぎて意識していませんでしたが、こんなにも世界は鉄でできているのかと。前職で日本製鉄(以下日鉄)瀬戸内製鉄所呉地区に訪問したことがあるのですが、今まで見たことのない製鉄所に感動したのを覚えています」
青木「鉄のことは全然知らなくて、入社前は映画『もののけ姫』に登場するたたら製鉄のイメージしかなかったです(笑)。入社3日目から早速、電炉メーカーで深夜操業の撮影に参加し、近くでバチバチとした音、振動、熱さを目の当たりに。ダイナミックさに圧倒されました。昨年4月に日鉄の東日本製鉄所君津地区も訪問。外から見えないので、いつもドライブで通る場所の中にこんな大きい設備があるとは!と驚きましたね」
――業務内容を。
木上「私たちの主業務は広告代理店のようなものです。もともと私たちのチームは日鉄からの業務委託を請け、カタログの著作権管理や制作伴走支援、ウェブサイトの制作・管理、技報の制作などを行っています。そこで積み重ねた経験・知見を他社にも展開できると思い、3年ほど前から外部拡販担当として営業活動も開始しました。現在はブランディングや社内コミュニケーションプランニングといった上流の企画から、ウェブサイト、映像、展示会、印刷物、広告各種まで、一貫して行っています」
青木「例えば最近だと、採用に困っているお客さまからの相談が多いですね。採用戦略設計、細かなターゲット選定などから携わることも。私たちの部署はマーケティング関連も得意としていて、その観点を生かしながらお客さまごとに個別提案をしています。お客さまといろいろと対話する中で、私自身、鉄鋼業について勉強させていただいています」
――印象に残る案件は。
木上「社内コミュニケーション活性化に向けた支援業務も行っているのですが、その一環で、太陽サカコー(本社=香川県坂出市、天谷武社長)の企業理念策定プロジェクトを担当。何度も香川県と広島県の拠点に通い、プロジェクトメンバーの皆さんと、会社の根幹となる理念を作り上げました。私としても得難い経験となり印象に残っています」
青木「証券会社時代の営業スキルを生かし、真正面から採用関連の提案のテレアポ営業を継続して行いました。なかなかすぐに商談や受注に至らなかったのですが、半年以上粘り強く提案を繰り返し、受注に至った時はとてもうれしかったですね。そこから採用関連の提案は私の武器の一つになりました」
――今後の目標を。
青木「まだまだ勉強不足ではあるのですが、業界と自社の営業品目の知識を深めていきたいです。後輩ができたときに、仕事を教えられる存在になるのも目標です」
木上「困ったことがあったとき、やってみたいことがあるときに、すぐに『日鉄総研のメディア推進室に連絡しよう』と思っていただける存在になることですね。そのために常に“進化する"営業活動と、一つ一つの案件に真摯に取り組んでいく姿勢、両輪で頑張っていきたいです」(芦田 彩)
鉄鋼業界で活躍する女性をはじめとした多様な人材、未来を担う人材を、随時紹介していきます。
――自己紹介を。
青木「学習院大学経営学部で経済や経営について学んでいました。証券会社で1年半勤務したのち、2022年12月に日鉄総研へ転職。今は社会人3年目です」
木上「成城大学文芸学部で民俗学を専攻したのち、印刷会社で9年ほど勤務しました。その後旧日新製鋼のグループ会社で広告宣伝を担当。20年7月に日鉄総研へ転籍しました」
――業界に入って感じたことは。
木上「誰しもが感じることとは思いますが、圧倒的なスケール感、事業規模の大きさですね。入社までは、鉄が世の中にあふれているということを当たり前すぎて意識していませんでしたが、こんなにも世界は鉄でできているのかと。前職で日本製鉄(以下日鉄)瀬戸内製鉄所呉地区に訪問したことがあるのですが、今まで見たことのない製鉄所に感動したのを覚えています」
青木「鉄のことは全然知らなくて、入社前は映画『もののけ姫』に登場するたたら製鉄のイメージしかなかったです(笑)。入社3日目から早速、電炉メーカーで深夜操業の撮影に参加し、近くでバチバチとした音、振動、熱さを目の当たりに。ダイナミックさに圧倒されました。昨年4月に日鉄の東日本製鉄所君津地区も訪問。外から見えないので、いつもドライブで通る場所の中にこんな大きい設備があるとは!と驚きましたね」
――業務内容を。
木上「私たちの主業務は広告代理店のようなものです。もともと私たちのチームは日鉄からの業務委託を請け、カタログの著作権管理や制作伴走支援、ウェブサイトの制作・管理、技報の制作などを行っています。そこで積み重ねた経験・知見を他社にも展開できると思い、3年ほど前から外部拡販担当として営業活動も開始しました。現在はブランディングや社内コミュニケーションプランニングといった上流の企画から、ウェブサイト、映像、展示会、印刷物、広告各種まで、一貫して行っています」
青木「例えば最近だと、採用に困っているお客さまからの相談が多いですね。採用戦略設計、細かなターゲット選定などから携わることも。私たちの部署はマーケティング関連も得意としていて、その観点を生かしながらお客さまごとに個別提案をしています。お客さまといろいろと対話する中で、私自身、鉄鋼業について勉強させていただいています」
――印象に残る案件は。
木上「社内コミュニケーション活性化に向けた支援業務も行っているのですが、その一環で、太陽サカコー(本社=香川県坂出市、天谷武社長)の企業理念策定プロジェクトを担当。何度も香川県と広島県の拠点に通い、プロジェクトメンバーの皆さんと、会社の根幹となる理念を作り上げました。私としても得難い経験となり印象に残っています」
青木「証券会社時代の営業スキルを生かし、真正面から採用関連の提案のテレアポ営業を継続して行いました。なかなかすぐに商談や受注に至らなかったのですが、半年以上粘り強く提案を繰り返し、受注に至った時はとてもうれしかったですね。そこから採用関連の提案は私の武器の一つになりました」
――今後の目標を。
青木「まだまだ勉強不足ではあるのですが、業界と自社の営業品目の知識を深めていきたいです。後輩ができたときに、仕事を教えられる存在になるのも目標です」
木上「困ったことがあったとき、やってみたいことがあるときに、すぐに『日鉄総研のメディア推進室に連絡しよう』と思っていただける存在になることですね。そのために常に“進化する"営業活動と、一つ一つの案件に真摯に取り組んでいく姿勢、両輪で頑張っていきたいです」(芦田 彩)
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