2024年11月12日

鋼材需要4年連続減予測 24年度5000万トン 下期回復遅れ 鉄鋼各社、減産を継続

2024年度の国内の鋼材需要が下振れし、4年連続で前年を割り込む見通しが強まってきた。5000万トン台前半と新型コロナ禍に直面した20年度を前年に続いて下回る見通し。人手不足・資材高の影響は短期には解消されず、建設需要は下期も上期並みの低水準にとどまるとみられている。自動車生産の回復は想定より鈍く、アジアの日系車の生産の落ち込みで間接輸出も振るわない。海外市場の不振から建機・産機の生産も低位にとどまる見込み。鋼材の輸出が減り、輸入が増える中で鉄鋼各社は一段の減産を迫られそうだ。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 







本紙購読料改定のお願い

10月から月1万2000円(税別) 電子版単独は据え置き

産業新聞社は10月1日から本紙「日刊産業新聞」の購読料を月額1万1000円(消費税含まず)から1万2000円(同)に改定させていただきます。本体価格の改定は2021年10月、約45年ぶりに1000円の値上げを実施して以来、4年ぶりとなります。...more