2015年12月4日

レアメタル国際相場 余剰感鮮明、下げ止まらず

 12月1週のレアメタル国際相場は続落。北米などを除いて実需が冷え込む一方、中国などから安値オファーが乱発するなど供給過剰が鮮明になっている。一部鉱種では、生産者による減産や中国政府による国家備蓄も実施されたが反応は鈍い。また、大量のレアメタル在庫を抱える中国雲南省の泛亜有色金属交易所(ファンヤメタル)は当局の管理下に置かれたが、問題は収束しておらず不透明感を強める材料となっている。







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