2015年9月7日

インドネシア、冷延輸入制限 継続も 日本製など AD見直し調査

 業界筋によると、インドネシア当局は4日、日本製などの冷延鋼板輸入に対するアンチダンピング(AD)課税の措置後5年の見直し調査(サンセットレビュー)を公示した。日本製で最大55・6%のAD税を課しており、輸入制限が続く懸念がある。先週は米国が日本製などの熱延鋼板AD調査を開始し、8月末にはトルコが熱延ADの暫定措置を発動した。世界的な供給過剰の中で通商摩擦が拡大しており、輸出の向け先が狭まり、残された市場で競争がますます激しくなる厳しい情勢だ。







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