2022年10月5日

中国上場鉄鋼31社1―6月期 内需低迷、業績9割悪化

【上海支局】中国上場鉄鋼31社の1―6月期の連結純損益は赤字5社、減益23社と9割が大幅に悪化した。不動産不況やゼロコロナ政策による複数都市のロックダウンなどで国内需要が低迷。原料高が続く中で鋼材市況が下落し、ほぼ全社が大幅な増益となった前年同期から暗転した。下期は需要の回復傾向が見込まれるが前年ほどの勢いはなく、政府方針から減産が進むとみられるが、鋼材市況の上昇力は足元なお低く、低収益が続きそうだ。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 

スポンサーリンク