2015年8月10日

PPC銅需給予測、供給不足17年以降に 中国実需鈍化映す

 国内産銅最大手パンパシフィック・カッパー(PPC)は、6月まとめの銅地金世界需給予測で、2017年以降の供給不足を見込む。15年、16年は10万―15万トン程度の供給余剰とみる。前回予測では15年を需給ほぼ均衡、16年を6万トン前後の供給不足としていた。最大消費国・中国の実需の伸びが鈍化している。ただ、他の市場機関予測に比べて余剰幅は狭い。