2009年6月8日

高炉線材輸出、150ドル下げ軸に商談

 7―9月積みの高炉線材輸出は前四半期からトン当たり150ドル程度の値下げを軸に商談が進んでいるもようだ。日系自動車関連を主な需要家とする高炉線材輸出価格は鋼材が高騰し、自動車関連が好調だった2008年4―6月から10―12月積みまでは値上げの連続。

 自動車が失速した09年1―3月、4―6月積みは一部の建築用高炭素線材などを除いて据え置きで推移したが、原料の値下がりとトン1万5000円程度のトヨタ自動車向け支給材価格の引き下げに合わせて7―9月積み価格は下落する公算が大きい。







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