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2008年09月02日(火)
 軽圧品市況の指標となる来期(10―12月期)の国内アルミニウム新地金価格は、キロ当たり10円引き上げ、2期連続の上伸となった。

 国内新地金価格は、2007年後半から3四半期連続下落後、本年4―6月に下げ止まり。今期はロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場上昇などを受け、30円アップした。海外相場は一時再び3000ドルを突破したが、足元2700ドル台まで下押し、来期国内価格の上げ幅が縮まった。軽圧メーカー各社では、圧延加工賃引き上げの動きも進展させており、市中相場は目先しっかりした状態が続きそうだ。
 日鉱金属は1日、9月積み産銅建値を8月最終価格に比べてキロ当たり3万円引き下げ87万円に設定した。海外相場の下落と、為替市場でやや円高に移行していることを映したもので、新建値は8月中旬以来の安値。

 三井金属は1日、9月積み亜鉛建値を前月末と同値のトン24万円で据え置くと発表した。指標になった現地29日のLME亜鉛セツルメントは1720・5ドルと、前回建値改定時より85ドル下落。しかし現物後場売値は1778ドルまで自立反発したため、亜鉛建値は引き下げを見送られた。

 三菱マテリアルは1日、9月積み鉛建値を1万1000円引き上げ26万円に改定したと発表した。海外相場が堅調に推移しているため。
 リオティントアルキャン(RTA)は本年6月からオマーンでソハー製錬所の稼働を開始した。これにより、同社のアルミ年産能力は455万トンと同420万トンのUCルサールを抜き世界最大となった。

 また、RTAはカナダの製造拠点であるキティマット工場の生産能力増強と、ケベックの新工場建設を進めている。マレーシアのサラワク製錬プロジェクトは州政府と共同で2009年に稼働開始する予定だ。