アジア薄板市況が続落 中国過剰生産

 アジアの薄板市況が続落している。商社筋によると足元の汎用品市況はホットコイルでCFR630ドル程度、冷延鋼板で同700ドル前後、GI(亜鉛めっき鋼板)で同730―750ドル。いずれも前月に比べ40―50ドル下落している。

 鉄鉱石や原料炭など原料価格の高止まり、鉄スクラップの底入れ機運などを背景に、収益悪化に苦しむ鉄鋼メーカーの販売競争に一服感はみられるものの、商社筋では「欧州の金融不安の影響で、中国、ロシアなど世界中の鉄鋼製品がアジアに流入している。市況が回復するには、もうしばらく時間がかかる」とみる。

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