2019年10月11日

旭化成・吉野彰名誉フェローがノーベル賞 

 リチウムイオン電池(LiB)の原型をつくった旭化成の吉野彰名誉フェローが、2019年のノーベル化学賞を受賞した。ソニーが世界で初めて商業生産を始めてから30年余り、LiBそのものの生産は中韓勢の台頭が著しいが、吉野氏は「川上の基幹部品、基幹材料は(日本企業が)世界で強い」と指摘する。非鉄金属業界でもLiB部材を戦略商品に掲げる企業は多く、次世代電池を見据えた全固体電解質の研究やリサイクル技術の開発も活発化している。







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