2009年3月26日

電炉用電極、国内向け出荷4%減

 電炉用電極の2008年の国内向け出荷量は、前年比4%減の5万8068トンと3年ぶりに前年水準を割り込んだ。

 炭素協会のまとめによると、上期は需要業界の電炉鋼生産が堅調に推移し、前年同期比6%増の3万1943トンとなったが、下期は減産や在庫調整などの影響を受け、同14%減の2万6125トンと急ブレーキがかかった。輸出向けは前年比2%減の11万3439トンと停滞。足元、普通鋼、特殊鋼電炉メーカーは5割超の大幅減産を実施しており、09年の出荷量はさらに落ち込むことが予想される。







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